墨田区の個別指導塾、本所ゼミナール塾長の佐伯です。今回は中学校に入学したばかりの中学一年生の数学学習についてお伝えします。
中学校に上がると、算数から数学に名前が変わります。なお英語ではどちらも「math」なので、変わるのは日本だけですね。
中一の数学で習う単元は、下記の順番となります。
・正負の計算
・文字式
・一次方程式
・比例・反比例
・平面図形、立体図形
・データの活用
このうち、初めて迎える定期テストである6月の前期中間テストでは、正負の計算と文字式が出題範囲となります。
中学校入学最初にして最大の関門がこの「正負の計算」となります。ここでつまずくと、この後中学校卒業まで数学に苦しめられることになります。
原因はズバリ、プラスマイナスの計算ミスが延々と付きまとうことによります。図形以外の単元では必ずマイナスの計算が発生するため、マイナスのつけ忘れや逆転した答えにしてしまうなど、ずっと悩まされることになります。
では数学が得意な人達はどうやってこの「プラスマイナス問題」を乗り越えてきたのか。答えは「暗算を使わず途中式を書いて、自分が何をしたのかを見えるようにしておくこと」です。
以前もこちらでお伝えしましたが、塾長佐伯も数学が苦手な中学生でした。中学校の定期テストでの最高得点は78点です。しかも小学校の時は算数が得意科目で、90点を割ったことがなかったくらいでした。暗算も得意で二ケタかける二ケタのかけ算までなら暗算で解けます。そんな塾長佐伯が数学が苦手になってしまい、今でも引きずっていたりします。
では塾長佐伯はどうやって克服したのかというと、それが正に「途中式を書くこと」だったのです。
中学三年生の時に自力で成績を伸ばすことに限界を感じて初めて塾に入りました。その塾で徹底的に言われたのが途中式を書くことで、もちろん各単元のコツなども教わりましたが、塾の先生から注意されるのはいつも途中式を書いているかどうかでした。
面倒に思いながら仕方なく続けていたところ、都立高校入試本番で自己採点100点という最後にごほうびをもらうことができました。
中学一年生の保護者の皆様には、今の段階で途中式を書くことをお子様に徹底的にお伝えください。間違えても良いのです。とにかく丁寧に途中式を書いていくことが、数学を得意にするための近道です。
既に中学二年生、三年生になったお子様をお持ちの保護者様も遅くはありません。今日から途中式を書くようにお子様にお伝えください。
墨田区の個別指導塾本所ゼミナールでは勉強が苦手なお子様が、前向きに勉強出来る仕組みを作り、お子様の成績アップの実現と、お子様の中学受験、高校受験、大学受験の目標達成を目指した指導を行っています。
その中でも都立高校受験に強いのです!
また、当塾は新規塾生を募集しています。本所ゼミナールは生徒一人一人に合わせたオーダーメイド授業を行っているので、通年で募集しており、年の途中や月の途中からでも入塾いただくことが出来ます。 ご興味をお持ちいただけたら、下記「お問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせ下さい。
以上、墨田区の個別指導塾、本所ゼミナール塾長の佐伯でした。